自慢は、
江戸前の
ふっくらとろける
極上うなぎ。
店主眞木貴史…山形県寒河江市生まれ。
東京浅草にある鰻割烹川松で
10年勤めた後仙台へ。
2003年10月上杉へ店を構えました。
ここ上杉エリアはオフィス街と住宅地が
混在するため
お勤めの方や近所に住まわれている皆様に
多数ご利用頂いております。
どうぞくつろいだ雰囲気の中、江戸の味と
香りをお楽しみ下さい。
熟成した特製醤油タレをつけて、
真っ赤な炭火の上で焼きあげる
和寮真木の蒲焼き。
熱くなった七輪のうえに置かれたうなぎからタレがしたたると真っ赤になった備長炭がジュッ!と音をあげて香ばしい煙が吹きあがり、その香りは、なんとも言えなく、食欲をそそります。
うなぎの旨味を最大限に引き出すため備長炭を使用し高温短時間でふっくらと焼き上げる。
国産の養殖ウナギを使用し、素材の味を引き立てるタレは甘さ控えめの切れのある辛口。
山椒は和歌山産の特上品を使用。
東京浅草で培った伝統の腕で焼き上げた江戸前うなぎを是非、仙台でご堪能下さい。
うなぎのお話。
未だ解明されてない謎の多い魚。
非常に栄養価の高いうなぎ。
土用の丑の日に食べるのが一般的風習になっていますが、本当に美味しい季節は、初秋の産卵のために海へ向かう時期が、脂がのっておいしいと言われております。
うなぎが何時頃から食されたか定かではありませんが平安時代の頃から庶民の間で食されていたことが伺えます。
うなぎは、身体によいと昔から伝えられてきました。
平安時代の「万葉集」大伴家持の句に「石麻呂に 吾れもの申す夏やせに よしといふものぞ むなぎ(鰻)とりた召せ」と伝われています。
大伴家持が吉田連老という人に贈った歌のようで、吉田連老が夏やせしたことに大伴家持がそれを笑い、うなぎを食べろと奨めている歌だそうです。
数多くの句や絵の中に登場していることからも、今も昔もうなぎが身体に良いことは変わらないようです。
栄養価の高い魚です。
ビタミン類は、もちろんのこと脂質、たんぱく質、カルシウムを豊富に含む栄養価の非常に高い魚と言えます。特にビタミンAにいたっては、うなぎ100グラムで1日分が摂取できる程で肝に多く含まれています。
サケと逆の、川で育ち
海で産卵するうなぎ。
うなぎは、河川で5年〜15年活した後、秋になると海に下り、マリアナ諸島西沖で産卵すると言われております。
卵からレプトセファルス幼生(仔魚)になり、海流にのって北上し、シラスウナギ(稚魚)になって沿岸に流れつくそうです。
不思議な魚でシラスウナギになるまでの餌や淡水域で育った親鰻がどの道筋で産卵場所へ回帰するのか解明されてない謎の多い魚です。
シラスウナギ(稚魚)を捕獲して、養殖池やタンクで飼育するのが養殖うなぎです。